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CircleCI×Sider 合同 Meetupを開催しました!

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去る9月13日、GINZA SIX10階にある株式会社プレイドのオフィスにて、CircleCI/Sider合同Meetupを開催しました。

CircleCI、そしてSiderを普段ご活用いただいている企業四社の担当エンジニアのかたより、各社におけるSiderやCircleCIの活用法について、様々なお話を聞かせていただきました。

当日の会場提供にご協力いただいた株式会社プレイドの真新しいオフィスは、室内に芝生などがあり、とてもおしゃれで広々とした空間でした。

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(サッカーボールもある!)

まず最初にご登壇いただいたのは、会場ホストでもあった株式会社プレイドの駒崎幸之氏。 ITベンチャー企業にてフロント、DB、インフラ、開発環境改善業務を経て、2017年6月より株式会社プレイドでKARTEの開発に携わさる駒崎氏は、『PLAIDにおけるCI/CD環境 (スライドURL: https://speakerdeck.com/komukomo/development-and-deployment-at-plaid)』 というタイトルで発表してくださいました。メインとなる開発言語がJavaScriptのプレイドさんでは、開発フローでGitHubやCircleCIを活用していること、またリリースフローではNetflixのOSSであるSpinnakerを利用していることなどをご説明いただきました。

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プレイドのリリースフローを表すスライド

二人目の登壇者はGVA TECH株式会社のCTOである本田 勝寛氏。主にスタートアップにてソーシャルゲーム・アドテク・シェアリングエコノミー領域に携わった後、2017年9月、契約書のAIによる判定サービスや、契約書の雛形ダウンロードや作成サービスを提供するGVA TECH株式会社のCTOに就任された本田氏は、『Siderで運用コスト下げて創業フェーズを乗り切る(https://www.slideshare.net/KatsuhiroHonda/sider-114364294)』というプレゼンタイトルそのままに、自動コードレビューツールであるSiderを利用してコーディング規約をチームメンバー間で統一していることや、プロダクトを個別ではなく全体的な最適化を図っていることなどについてお話いただきました。

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(このプレゼンを凝縮したかのようなスライド)

つづいては、日本だけでなく海外進出もはかるフリマアプリを提供する、株式会社メルカリより鈴木祥真氏がご登壇。2016年よりメルカリで1人目のSoftware Engineer in Test を務められ、現在はマイクロサービス化方面で奮闘なさっているという鈴木氏は、『ソフトウェア開発のフィードバックループ( https://speakerdeck.com/shomas/feedback-loops-in-development )』をテーマに話してくださいました。デザインレビュー、コンパイル、コードレビューなど開発のサイクルのさまざまなステージで発生するフィードバックとその時間やコストなどについてお話しいただいたのですが、中でも印象的だったのが『HRT原則』です!鈴木氏はコードレビューの際に「Humility (謙虚)」「 Respect (尊敬)」Trust(信頼)」という3つの要素からなる『HRT原則』を大事にされていて、問題が発生したときは「チーム対問題」として捉え、人格攻撃をしないように心がけている、ということでした。これは開発者だけでなく、あらゆるチームに活用できる考えではないでしょうか。

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デザインレビューについて説明する鈴木氏

そして、この夜のトリを飾ってくださったのは、株式会社クラウドワークスの五十嵐 英樹氏でした。「より快適に開発がしたい」をモットーに、インフラからCI/CD、ChatOps、開発プロセス改善まで幅広く活動されてきた五十嵐氏は、2015年より株式会社クラウドワークスにてメインサービスである日本有数のクラウドソーシングプラットフォーム、CrowdWorksの開発に取り組んでらっしゃいます。本Meetupでは、『CrowdWorksにおけるCircleCIとSiderの活用法 ( https://speakerdeck.com/hideki/how-to-use-circleci-and-sider-in-crowdworks )』について講演していただきました。CircleCIに関しては、GitリポジトリをShallow Cloneして速さの改善を行っていることや、キャッシュを一斉にクリアするための戦略、CircleCI 2.1で可能になる機能などをレクチャー。続いてSiderの活用事例として、五十嵐氏は現在各リポジトリ言語の主要Linterを有効にされているそうなのですが、そのうえでRuboCopやQuerly、Misspellなどをどのようにカスタマイズして活用しているかという具体的な例を紹介していただきました。

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Sider内でのRuboCopのカスタマイズ方法について話す五十嵐氏

以上、四つのプレゼンすべてが内容の濃いものだったにもかかわらず、休憩も挟まずマラソンのように駆け抜けた本Meetupでしたが、総勢24名の参加者の皆さんからは意欲的な質問が活発に飛び交い、非常に盛り上がった会となりました。また、会終了後の懇親会でも、ピザを片手に、参加者の皆さんが登壇者のかたを囲み、さらに熱心にお話されている様子も見受けられました。

ご来場いただいたみなさま、登壇者のみなさま、会場提供くださった株式会社PLAIDさん、Meetup共同開催にご協力くださったCircleCI Japanさん、どうもありがとうございました! Siderでは今後もMeetupを開催していきますので、弊社のDoorkeeperConnpassもぜひフォローしてみてください。

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左から: 駒崎幸之氏(株式会社プレイド)、角幸一郎(Sider)、金洋国氏(CircleCI Japan) 、 野田陽平氏(株式会社プレイド)

またこの日、9月からの新ノベルティグッズとして、Siderロゴの入ったキューブタイマーがお目えしました!こちらのタイマーは、今後のMeetupやGitHub Universeなどでも随時プレゼントしていく予定です。ぜひゲットしてくださいね! f:id:sideci:20181001185304j:plain

(お知らせ:Siderでは毎週木曜日に新着コンテンツをお届けしていますが、次回の投稿はGitHub Universeの関連で、10/15の月曜日を予定しています。ぜひチェックよろしくお願いします!)


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