こんにちは。プロダクトチームの渡邉です。 この度、RuboCopの実行時にサードパーティーのRubyGemsリポジトリやGitリポジトリからのgemインストールをサポートしましたので、ご紹介します。
SiderではRuboCopの実行時にプラグインなどを有効にするために、以下のようにsideci.ymlにインストールするgemを定義することができます。
linter:rubocop:gems:- name:"rubocop"version:"0.63.1"- name:"meowcop"version:"1.17.0"
今回のアップデートでは、上記に加えて、以下の2種類のgemのインストールをサポートしました。
サードパーティーのRubyGemsリポジトリ
sourceオプションを指定することで、https://rubygems.org以外のRubyGemsリポジトリからgemをインストールすることができます。
linter:rubocop:gems:- name:"project-cop"version:"0.63.0"source:"https://gems.example.com"
Gitリポジトリ
gitオプションを指定することで、Gitリポジトリからgemをインストールすることができます。gitオプションは、versionやsourceと一緒に指定できないことに注意してください。
linter:rubocop:gems:- name:"owncop"git:repo:"https://github.com/myname/owncop.git"branch:"master"- name:"project-cop"git:repo:"git@github.com/org/project-cop.git"tag:"v0.63.0"
repoオプションは必須です。その他にbranch, tagまたはrefの中から、どれかひとつを必ず指定する必要があります。詳しくはドキュメントをご覧ください。
また、プライベートリポジトリを指定する場合にはこちらの設定が必要です。